■中学生は腹ぺこだ■ |
人口3万人の小さな町がただいま大騒ぎです。
職場の同僚のお子さんが、まさに渦中の中学。
報道とは別に内側からの話も聞いています。
問題①中学生側
頑張って食べようとしている子もいる。
冷たいのは親が作った弁当も同じですしね。
でも冷たい、まずいだけでこんな大問題になるだろうか?
問題の混入ですが、実際工場側の物は確実にあった。
ところがシャープペンの芯やら木片など
ありえない混入物まで加わり80件以上の報告がされた。
これは非難を浴びて当然、反省をして欲しいと思いました。
ただ公になる前から保護者や生徒からクレームがありながら
学校の広報誌で取り上げることが却下され
議員に伝えてもスルーされていた経過があったそうで
こども達の一種のハンストかもしれない。
「何か入ってないか」確かめながら食事をする風景は
食育とはかけ離れているでしょう。
問題②業者側
一年半の間に15件工場での混入がありました。
横浜市、相模原市でも過去に報告あり。
そう高くない受注額、片道1時間~かかる遠距離からの配送。
色々課題はあったようです。
報道後、他のデリバリー先に配布した書面に
大磯町の責任、給食反対派のリークのせいと
責任逃れっぽい内容が書かれていたため
またまた大騒ぎ~
問題③町側
混入問題が訴えられながら、調査を怠った責はあるでしょう。
全国に報道されて慌てて動いたのは情けない。
今週中学で保護者の集会がありましたが
町長、教育委員会側は欠席という有り様。
ある町議のブログでは、行政側の無責任さが伝わります。
我が家の兄さんたちは隣の二宮町育ちなのですが
給食センターがあり、美味しい給食を食べていました。
人口3万人と同程度の町なのに、何故なんだ?
大物政治家吉田くんちの再建も良いけれど
将来を担う子供たちに予算はないのかね?
兄さんたちは中学生の頃、いつも腹ペコだった。
朝練あるし、買い食いできないし、給食では足らなくて
おにぎりを持参させて欲しいと訴えたこともあった。
そんな中学生たちが腹ペコで過ごしていたのが
ハナオンマは一番悲しいのだ。
*********************
給食センターを作る予算が、と言っていますが、
川崎で補助教員している方が3000万を10年で
3億だから給食センターの初期投資が大変かもしれないけれど、子供のことを考えたらどうということはないですよ、って。
東京はずっと前から給食ですね。
対応も悪いよね、行政の。
新聞にハマ弁からはずれたとありました。
東京は給食なんだ!知らなかったわ。
確かに給食センターを作るのは費用がかかるけど
子どもの為に投資することは大切だと思うの。
いつか二宮町のように温かい物は温かく
冷たい物は冷たく給食が食べられるといいな。
ところで台湾の息子に意見を聞いたら
まずくて残すことはあり得ないそうです。
腹が減って死ぬ!だそうです(^^;)